東大寺・手向山神社・二月堂氷室神社を出て、東大寺に向かいます。聖武天皇が建てた東大寺の大仏は世界一ですね。 さて、日本は仏教と神教が仲良く共存する素晴らしい国ですね。 東大寺及び大仏を建立するにあたって宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請されたのですね。 お寺を建てるのに、神社に守護神としてもらうあたり私は日本人の素晴らしさを感じます。 日本人は無宗教なんて思っている人はいませんか。 私は、八万神の神々を大切にする争いを嫌う平和な素敵な民族だと思うのです。 その象徴として、この東大と大仏の守護神である手向山神社(八幡宮)に一度お参りに来たかったのです。 朱祭神は応神天皇、姫大神、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇です。 手向山は紅葉の名所として知られ、古今和歌集では菅原道真が「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」と詠んでいるのでご存知の方も多いかも知れませんね。 東大寺のすぐ隣です。 いつもは通り過ぎてしまうところですが、今回は念入りにお参りしました。 このあと、二月堂の方向へ向かいます。 途中、三月堂、四月堂もあります。 以前二月堂へ来たときに、pleさんに“若狭井”を見ましたかと聞かれてびっくり。 前を通っているのに、ちっとも見ていなかったなんて。 “若狭井”は三月のお水取りの時に若狭の方から地下を通って二月堂へ来るお水をくみ上げるところです。 はい、今回はちゃんと見ることができました。 やはり同じところに2回来るというのは良いことですね。 私は本も気に入ったものは2回読むことにしています。 1回目では気付かないことに気づいたりします。 二月堂は本当はお水取りの時に来たいのです。 ただ、お水取りは夜なので…。 でも、いつかきっとこの目で見てみたい。 このあと、般若寺と古墳巡りです。 まだまだ楽しみは続きます。 |